2009年06月25日

虚無なおうた

くさのな     作 金子みすず

ひとの しってる はなのなは、
わたしは ちっとも しらないの。
 
ひとの しらない くさのなを、
わたしは いくつも しってるの。

それは わたしが つけたのよ、
すきな くさには すきな なを。

ひとの しってる くさのなも、
どうせ だれかが つけたのよ。

ほんとの なまえを しってるのは、
そらの おひさまばかりなの。

だから わたしは よんでるの、
わたしばかりで よんでるの。











名前なんて、無価値だ。
ただそこにある
お日さまと約束した「1」の魂を楽しもう。

約束なんて
私の知る所じゃないから
結局の所
この「1」の魂は
あるけど
ないようなもの。
でも、目に見えてしまうから
愛したり、愛しく思ってしまったりする。

見えないものに重きを置いたり
見えるものを欲したり
行ったり来たりするだけの事。
だけど
おもしろかったり
愛しかったり
腹を立てたりする。

どうぐは生み出すもの。
それはなくても良いんだけれど
あると便利、ほんとかな?
ほんとだよ、ほんとだよ。
こうしてこうしてこうやるの。
あれれ、不思議!
意味のないモノが組み合わさってくっついてひっつけて
足して引いて駆けて割って
「使いモノ」に変化する。

歴史は必要ない!
そう思ってた。
有るのは未来だけだもの。
だけどそうじゃない。
過去も未来も幻想も
必要にして紡いでく。
必要にして生きていく。
タグ:金子みすず
posted by るぱんだこぱんだ at 16:20| ☀| Comment(42) | TrackBack(0) | 本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

わがままな魚

口笛
どうか許して 聴き流して
メロディ
日が落ちかけた頃 生まれた

むかし
「女は海」だと歌った ジュディ
否定
「貴男が海」だと 歌いたい

君の声のする方へ 駆けてく
白い波が低いうち 飛び越えて

砂に書く「誓い」は
追い波消してく
曖昧に返答
見ない振り?知ってる。
飽きっぽい魚は
自由だと勘違い
白い色目立って
帰り道示す

結局
広すぎる貴男のもとで
幸せなため息つく








*構成 AABSC    曲は「Window」
posted by るぱんだこぱんだ at 12:51| ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 歌詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

なくしたもの

milkが揺らめくと
あなた
気がついてしまう
だから
痕跡ごと消してしまおうかと思った

大好きな名前を消して
湯船から足を離すみたいに
大きな街から外れれば
冬眠の邪魔をしないで済むと思ったの
 
悲しい事に
この結べない糸は
風の強さに怯えて
虚空へと旅立ってしまった

見えなくなってしまった
見ないようにしてたら
いなくなってしまった

どうしたら
みつけられるの?
こたえは求めちゃいけないの。

milkは風に吹かれて
こぼれてしまった
いなくなってしまった
posted by るぱんだこぱんだ at 01:45| Comment(26) | TrackBack(0) | 書いてみただけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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